昨夜からきょう未明 関東と東北で震度3の地震相次ぐ あらためて地震への備えを
2022年11月18日(金)11時11分 tenki.jp
昨夜17日からきょう18日未明にかけて、千葉県と宮城県沖を震源とする地震が発生し、それぞれ最大震度3を観測しました。いま一度、地震への備えを進めておきましょう。
昨夜からきょう未明 震度3の地震相次ぐ
昨夜(17日)からきょう(18日)未明にかけて、震度3を観測する地震が相次ぎました。
きのう午後9時43分ごろには、千葉県北西部を震源とする地震が発生し、東京都調布市で震度3を観測したほか、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県など、広い範囲で震度2を観測しました。
また、きょう午前2時35分ごろには、宮城県沖を震源とする地震が発生しました。この地震では、宮城県石巻市で震度3を観測し、宮城県、福島県、岩手県で震度2を観測しています。
ここ一週間(11日午前10時〜18日午前10時)では、震度1以上の地震が24回観測されており、このうち震度3以上の地震は6回でした。
日頃からの自宅の備えを
突然起きる地震から命を守るには事前の備えが必要です。日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。
① まず、自宅が特に注意が必要な場所なのか、地盤の揺れやすさマップが都道府県から公開されていますので事前に調べておくようにしましょう。地震が起きた時に地盤が柔らかい場所では周りよりも大きく揺れます。
② 建物や家具の下敷きにならないように、古い耐震基準の家は耐震補強をしたり、家具を固定したりしましょう。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼ると良いでしょう。
③ 新型コロナウイルス対策への準備もしておいてください。被災時に公的機関による支援が届くまでの目安となる最低3日〜1週間分のマスク、アルコール消毒液、そして体調管理のための体温計は備蓄品にセットしておきましょう。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。