20日午後6時前 「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンス

2021年11月20日(土)13時57分 tenki.jp

きょう20日(土)午後5時55分頃から、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。

見られる時刻と見える高さ

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
上の図は、「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。午後5時55分頃から見え始め、見え始めから見え終わりまで5分程度です。仰角は、物を見上げたときの視線の方向と、水平面とのなす角で、地平線が0°、頭上が90°、その間が45°です。多くの所で最大仰角が45°以上で、空の高い所に見られます。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すとよいでしょう。

広く晴れ きぼうを見られるチャンス

20日(土)夕方以降は、北海道は気圧の谷の影響で、雲が広がる所があるでしょう。本州付近は高気圧に覆わて、晴れる所が多い見込みです。広い範囲で、きぼうを見られるチャンスです。日中に日差しに温もりを感じられた地域でも、急に空気がヒンヤリしてきますので、観察は、暖かくしてお楽しみください。

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