インフルエンザ患者数が急増 手洗い・うがいの徹底を
2024年11月22日(金)15時50分 ウェザーニュース
2024/11/22 15:20 ウェザーニュース
今日11月22日(金)、厚生労働省は2024年11月11日〜11月17日のインフルエンザ発生状況を発表しました。
この1週間における定点医療機関からの報告数は「9309人」でした。前週から4000人以上増え、約1.8倍となりました。すでに厚生労働省は全国的な流行期に入ったとしており、今後も十分な注意が必要です。
“学級閉鎖”が前週から2倍に
都道府県別に見てみると、インフルエンザ定点当たり報告数は1〜3の地域が多い中で沖縄県は「5.02」と突出して多いことがわかります。
また、インフルエンザによる学年閉鎖や学級閉鎖などの対応をとっている学校も前週から2倍以上に増加しています。
インフルエンザは、例年であれば年明けにかけてさらに患者数が増える傾向があります。引き続き、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等を継続して、感染予防に努めましょう。
感染予防として効果的な手の洗い方
過去にウェザーニュースが医師に伺った、効果的な手洗い方法をご紹介します。
1、両手を水で洗う
2、石鹸を手に取って泡を作る
3、手のひらを洗う
4、指の間も洗う
5、手の外側も洗う
6、指の先、爪も洗う
7、親指のつけ根を洗う
8、最後に手首を洗い、水ですすぐ
石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。
出典
厚生労働省HPより