北海道の1か月予報 12月上旬にかけて たびたび真冬並みの寒さに

2023年11月23日(木)16時21分 tenki.jp

向こう1か月の北海道は、気温はほぼ平年並みの見込みですが、期間の前半を中心に寒気の影響を受けやすいため、12月上旬にかけてたびたび真冬並みの寒さとなることがありそうです。また、期間の前半は低気圧の影響も受けやすいため、降水量は日本海側で平年並みか多く、オホーツク海側と太平洋側はほぼ平年並み、日照時間は日本海側で平年並みか少なく、オホーツク海側と太平洋側はほぼ平年並みの見込みです。日本海側の降雪量はほぼ平年並みでしょう。

1週目(11月25日〜12月1日) 真冬と秋が行ったり来たり 24日〜25日は猛ふぶきに警戒

北海道付近は、あす24日(金)〜25日(土)にかけて冬型の気圧配置となり、上空には真冬並みの強い寒気が流れ込みます。日本海側を中心に断続的に雪が降り、風も強く、猛ふぶきとなる恐れがあります。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。太平洋側西部やオホーツク海側も雪が降り、ふぶく所があるでしょう。太平洋側東部は晴れますが、西よりの風が強い見込みです。全道的に真冬並みの厳しい寒さとなるでしょう。
26日(日):日本海側では北部を中心に雪が降りやすい見込みです。太平洋側やオホーツク海側では晴れ間の出る所が多くなるでしょう。風は次第に弱まりますが、強い寒さは残りそうです。
27日(月):日本海側など所々で小雪や小雨が降りますが、向こう一週間の中では一番穏やかな天気となりそうです。最高気温は平年並みに戻るでしょう。
28日(火):広い範囲で雨が降るでしょう。暖かい空気が流れ込むため、最高気温は11月上旬〜中旬並みとなり、10度以上となる所もありそうです。
29日(水):日本海側とオホーツク海側を中心に雪が降りやすいですが、太平洋側は東部を中心に晴れるでしょう。寒気が流れ込み、この時季らしい寒さとなります。
30日(木)〜12月1日(金):引き続き、日本海側を中心に雪が降りやすく、気温は平年並みか低くなりそうです。

2週目(12月2日〜12月8日) 真冬並みの寒さの日が多くなりそう

日本海側とオホーツク海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。太平洋側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温はいずれの地域も平年並みか低いでしょう。天気の流れとしては、①冬型の気圧配置となり真冬並みの寒さとなる。②その後、低気圧が通過して一時的に寒さは弱まる。③低気圧通過後は再び冬型の気圧配置となって真冬並みの寒さとなる。というパターンになりそうです。
みなさんは、冬の停電対策はお済みでしょうか?たとえば、カセットコンロがあるとお湯を沸かすことができるので、ある程度の料理はできますし、温かいスープやラーメンなどを食べることもできます。また、カセットボンベで使用できるポータブルストーブなどもあるとより暖まることができそうです。いざとなったら、車の中で暖を取ることができるように、日ごろからガソリンを多めに保つのも有効です。

3〜4週目(12月9日〜12月22日) 中旬は寒さの緩む日が多いが、その後は再び厳しい寒さに ?!

日本海側とオホーツク海側は、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。太平洋側は平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温はほぼ平年並みですが、平年より高くなる確率が幾分高くなっています。12月中旬は低気圧の通過や、南から高気圧が張り出す時期もあるため、平年より気温が高くなる日が多くなるかもしれません。しかし、12月20日頃から強い冬型の気圧配置となる可能性があり、厳しい寒さや大雪となることもありそうです。さて、みなさんの車の中には、立往生をした時の脱出グッズはそろっているでしょうか?牽引ロープやスコップ、手袋、その他にも救助を待つ間に暖を取れるように厚手の上着や毛布などを入れておくのもよいでしょう。日々の天気予報をチェックして、万全の寒さ対策、雪対策をしましょう。

tenki.jp

「影響」をもっと詳しく

タグ

「影響」のニュース

「影響」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ