明日は寒気の南下で雪のエリア拡大 大雪や吹雪に警戒を

2023年11月23日(木)16時0分 ウェザーニュース

2023/11/23 15:58 ウェザーニュース

これから今夜にかけて日本付近を寒冷前線が通過します。前線の通過後は冬型の気圧配置が強まり、次第に寒気が南下する見込みです。明日24日(金)は雪の範囲が拡大し、明後日25日(土)にかけて大雪や吹雪のおそれがあるため警戒が必要です。

北陸では雷雨や雹、霰に注意

明日は低気圧がオホーツク海で発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まります。この時期としては強い寒気が南下するため、北海道では朝から雪の降る所が多く、午後にかけて雪の範囲は拡大していく見込みです。
明日午後の予想では、北海道は日本海側やオホーツク海側の広範囲で雪が予想され、活発な雪雲がかかって強く降る所があります。東北北部でも内陸部は雪になり、東北南部から北陸の山沿いでも雪になる見通しです。
また、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う発達した雲が日本海から北陸方面に伸びる予想です。この雲の周辺では雷を伴った強い雨や雹(ひょう)、霰(あられ)などの可能性があるため、雪にならなくても注意をしてください。

内陸部や山沿いで積雪急増のおそれ

寒気のピークは24日(金)の夜から25日(土)の朝にかけてで、日本海側の広い範囲で断続的に雪が続く見込みです。東北や北陸では初雪を観測する所が多くなるとみられます。
北海道の各地や東北の内陸部、北陸・関東甲信の山沿いでは積雪が予想され、25日(土)の夜までに30cmを超える雪の積もる所がある予想です。北海道は26日(日)も雪の続く所があり、積雪はさらに増加する可能性があります。道路も積雪状態になる所が増えますので、今シーズン初めての雪道の運転になる場合は、特に注意をしてください。
また、北寄りの風が強く吹き、北日本を中心に吹雪になって見通しが悪くなりますので、市街地でも油断ができません。屋外の移動時は視界不良にも注意が必要です。

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