週間天気 12月は冬の寒さでスタート 日本海側は雪や雨に
2023年11月29日(水)15時0分 ウェザーニュース
2023/11/29 15:00 ウェザーニュース
・週明けまで太平洋側は晴れて乾燥
・来週前半は全国的に「雨」
北日本の大雪のピークは越えるものの、週明けにかけて日本海側は雪や雨の降りやすい日が続きます。太平洋側は晴天続きで空気が乾燥してくるため、火の取り扱いにご注意ください。
明日30日(木)にかけては冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下します。北日本や山沿いでは大雪に注意が必要です。週後半にかけて気温も低めの日が多くなります。
日本海側や雪や雨が降りやすい
週間天気図
今回の大雪のピークは明日30日(木)までですが、その後も天気回復とはいきません。冬型の気圧配置は、弱まりながらも12月2日(土)にかけて続くため、日本海側の地域を中心に曇りや雪・雨の降る日が続く見込みです。
3日(日)には低気圧が北日本を通過する見込みで、東北や北陸では強雨や落雷、降雹に注意が必要です。東北北部の山沿いでは強雪による急な積雪増加のおそれがあります。
週明けまで太平洋側は晴れて乾燥
週明けにかけては、関東〜九州にかけての太平洋側の地域は晴れるところが多く、雲が出ても大きく天気が崩れることはない見通しです。
日差しが出ても気温は15℃前後で、12月はじめはこの時期らしい寒さとなる日が多くなりそうです。
まとまった降水が少ない分、空気が乾燥しますので、火の取り扱いや体調管理等に注意してください。
来週前半は全国的に「雨」
来週前半は、日本付近を低気圧と前線が通過する予想です。
太平洋側を中心に雨風が強まる可能性があります。今週雪を降らせている寒気は北へ離れるため、降水があれば東北や北海道でも雪ではなく雨のところが多いと見ています。
低気圧の進路の予想にはまだブレがあり、雨の降る地域や強さなどは変化する可能性があります。最新の情報をご確認ください。