千葉県の館山は年間降水量2400mm超 観測史上最多に
2019年12月1日(日)16時30分 ウェザーニュース
90日間合計の降水量の平年差 気象庁提供
2019/12/01 19:52 ウェザーニュース
今年、相次ぐ台風の襲来や豪雨に見舞われた千葉県。11月下旬も数日間で千葉市や木更津市や成田市、船橋市など各地で100mmを超える雨が降りました。
秋の重なる大雨で、千葉県で最南端のアメダス観測地点・館山はすでに年降水量がこれまでの記録であった1989年の2403mmを上回り、11月末(30日)までに2414.5mmと、歴代の記録を塗り替える降水量の多さになっています。
この先の天気は
千葉県など関東では明日2日(月)は雨が降り、昼前後を中心に雨や風が強まります。南風が吹いても、暖かさは感じられません。
師走最初の月曜日は強い雨や横殴りの雨にご注意ください。
明後日3日(火)からは空気の乾燥した冬晴れが続きます。
ただ、天気は周期変化し、7日頃には南の海上を低気圧が進む予想です。
現時点で天気の崩れや寒気の入り方などの予報は不確定ですが、降水域が広がり、寒気が引き込まれたり滞留したりすると、冷たい雨や箱根方面など山沿いを中心に雪が降る可能性もゼロではありません。
晴れる日の日差しを有効に活用し、日々の天気予報をこまめに確認するようにしてください。