居酒屋店長が悪用した毒性チョウセンアサガオ種 「5粒1000円」でネットで買える

12月2日(金)19時41分 J-CASTニュース

その毒性を紹介する厚労省サイト

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傷害の疑いで兵庫県警に逮捕された居酒屋元店長の男(30)は、アルバイトの勤務態度が気に入らないと、毒性のあるチョウセンアサガオの種を食べ物に混ぜていた。種は、だれでも簡単に手に入るものなのだろうか。

チョウセンアサガオの種は、写真で見ると、灰色のゴマに似た形をしている。



種を丼に混ぜてアルバイトに食べさせる



新聞各紙によると、容疑者の男は2016年11月9日夜、この種を混ぜた丼を「まかない」としてアルバイトの男子大学生(20)に食べさせていた疑いが持たれている。大学生は翌10日、意識がもうろうとして救急車で病院に運ばれ、食中毒の症状で1週間ほど入院した。12月2日現在は、健康が回復している。


居酒屋のオーナーが男に事情を聴いたところ、男が種を混ぜたと明かしたため、オーナーが県警に相談していたという。


男は容疑を認めて1日に処分保留で釈放され、県警が任意で捜査している。チョウセンアサガオについては、本を読んで知り、種はネット上で購入したという。


厚労省のホームページによると、チョウセンアサガオは、インドが原産地で、江戸時代前期に薬用として日本でも栽培が始まった。現在は、「ダチュラ」の名前で園芸用として栽培されていることが多く、8〜9月に白い大きな花などを咲かせる。


根はゴボウ、葉はモロヘイヤ、つぼみはオクラ、種はゴマに似ている。いずれも強毒があるが、誤って食べやすいため、毎年2〜3件ほど食中毒が発生している。



「大量に摂取すれば死亡する可能性はある」



チョウセンアサガオの種などを食べると、意識がもうろうとしたり、吐き気がしたりする症状が出る。


厚労省の監視安全課では、J-CASTニュースの取材に対し、「毒物のため、大量に摂取すれば死亡する可能性は確かにあります」と話す。ただ、最近では、そのようなケースは聞いたことがないという。


園芸用などの植物では、トリカブトなど毒性のあるものは多数あり、チョウセンアサガオも種などが広く流通している。ネット上で検索すると、チョウセンアサガオの種が5粒で1000円などとして普通に売られていた。

J-CASTニュース

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