北海道で雪や風強まる 徐々に視界不良も

2019年12月3日(火)15時59分 tenki.jp

3日は冬型の気圧配置が強まり、北海道や東北の日本海側を中心に雪や風が強まっています。視程がかなり悪くなってきている地域もあり、この後も暴風や猛ふぶきなどに警戒が必要です。

北海道〜東北の日本海側で雪や風が強まる

3日は日本付近は冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んでいます。その影響で、北海道や東北の日本海側には次々と雪雲や雨雲が流れ込み風も強く吹いています。

午後3時現在、2日午前0時から降った雪の量は、北海道の層雲峡で28センチ、北海道枝幸町歌登で16センチ、青森県酸ケ湯で15センチとなっています。

また、各地で風も強まっています。
午後2時までに、北海道のえりも岬では、最大瞬間風速34.9メートルの非常に強い風を観測したほか、北海道をはじめ東北から北陸の日本海側にかけて、最大瞬間風速20メートル以上の強い風が観測されています。

雪や風が強まっている影響で、北海道では徐々に視程が悪化してきています。北海道小樽市では、朝は20キロあった視程が正午に400メートルまで下がっています。
視程が500メートルを切ると、運転者も視界の悪さをはっきりと感じるようになります。そして、視程が200メートルを切ると車の運転は速度を落とさないと困難なくらいになります。夕方次第に暗くなると、さらに視界は悪化すると考えられます。車の運転には十分ご注意ください。

北海道〜東北 4日も引き続き大雪・暴風に警戒を

この後も、北海道や東北の日本海側を中心に、大雪や暴風となるおそれがあります。
高波や猛ふぶき、吹き溜まりによる交通障害にも警戒してください。暴風はあす4日まで、大雪にはあさって5日まで警戒が必要です。

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