3日 日本海側は大気の状態が不安定 北陸や東北は大雨の恐れ 太平洋側は晴天・乾燥
2023年12月3日(日)8時13分 tenki.jp
今日3日は、日本海側では大気の状態が不安定となり、局地的に雨雲が発達。北陸や東北では大雨になる所がありそう。太平洋側は広い範囲で晴れるが、この時期らしい寒さ。火の元にご注意を。
日本海側 大気の状態が不安定
今日3日は、日本海を進む低気圧や上空の寒気の影響で、日本海側では大気の状態が不安定になっています。
山陰から北陸は断続的に雨が降り、東北の日本海側は雨や雪が降るでしょう。発雷確率(雷が発生する確率)をみると、北陸や東北で高くなっています。石川県や新潟県では赤のエリアもあり、雨雲や雪雲が発達しやすい状態が、今夜にかけて続くでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、ヒョウなどに注意が必要です。
また、北陸はこれまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるでしょう。夕方にかけては、土砂災害に警戒してください。東北も局地的に大雨となる見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意、警戒が必要です。
太平洋側 広く晴天・空気乾燥
九州や四国から北海道の太平洋側の地域では、広い範囲で晴れるでしょう。ただ、山沿いを中心に所々で雨や雪が降りそうです。
午前8現在、宮崎県や大阪府、東京都など「乾燥注意報」が発表されている所があります。空気の乾いた状態が続きますので、火の元にお気をつけください。
北海道の日本海側やオホーツク海側は、昼頃まで所々で雪が降るでしょう。午後は天気が回復に向かい、日の差す時間もありそうです。
沖縄は、次第に雲が増えるでしょう。夜は広い範囲で雨が降りそうです。お出かけの際は、雨具があると良いでしょう。
晴れる地域 日差しの温もり
最高気温は、前日より高い所が多いでしょう。
沖縄は22℃と、昼間は上着なしで過ごせそうです。九州から近畿は15℃前後の所が多いでしょう。広く平年並みで、昼間もヒンヤリと感じられそうです。
東海は13℃から15℃くらい、関東は15℃から17℃くらいの所が多いでしょう。今朝は名古屋で「初霜」が観測されるなど冷え込みましたが、日中は日差しの温もりを感じられそうです。
北陸や東北は10℃前後、北海道は5℃くらいの予想です。この時期らしい寒さになりますので、暖かくしてお過ごしください。