明日は北海道上空に強い寒気 局地的に雪が強まり積雪急増のおそれ
2024年12月3日(火)16時0分 ウェザーニュース
2024/12/03 15:16 ウェザーニュース
明日12月4日(水)は北海道上空に強い寒気が流れ込みます。局地的に雪が強まって、積雪が急増するおそれがあるため注意が必要です。
1時間に5cm以上の強い雪のおそれ
明日は上空5500m付近で中心が−42℃以下の強い寒気が大陸から北海道に近づきます。大雪の目安となる−36℃以下の寒気が道北を中心に流れ込み、地表との温度差が大きくなることで雪雲が発達しやすくなる見込みです。
北海道の日本海側は明日の朝から昼過ぎにかけて活発な雪雲が通過し、1時間に5cmを超えるような強い雪の降る可能性があります。積雪が急激に増加したり、視界が悪化するおそれがあるため、車で移動する場合は十分に注意をしてください。
5日(木)も断続的に雪が降る予想
寒気の中心が抜けた後も、日本海から断続的に雪雲が流れ込み、雪が続く見込みです。明後日5日(木)にかけて積雪が増加し、北海道日本海側の広い範囲や東北山沿いで10cm以上の雪が積もる予想となっています。多い所では30cm以上の積雪に達する可能性があるため、注意が必要です。
冬型の気圧配置はその後も続き、週末には次の寒気の南下が予想されています。北海道では内陸部を中心に本格的な根雪のシーズンになるとみられますので、雪への備えをしっかりと進めるようにしてください。