両陛下、7カ月の即位儀式終える 皇居で「賢所御神楽の儀」

12月4日(水)19時23分 毎日新聞

昭和天皇陵を参拝された天皇陛下=東京都八王子市の武蔵陵墓地で2019年12月3日午前10時31分、滝川大貴撮影

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 天皇、皇后両陛下は4日夕、皇室が祖とする天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る皇居・宮中三殿の賢所(かしこどころ)で、歌舞をささげる「賢所御神楽(みかぐら)の儀」に臨まれた。一連の即位行事を締めくくる儀式となった。


 宮内庁楽部が歌舞を奏するのに先立ち、天皇陛下は天皇専用の装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身を包み、皇后雅子さまも古式装束姿で拝礼した。夕闇が次第に深まる中、皇族方や三権の長ら参列者約50人も拝礼した。


 両陛下は午前には、即位の礼や大嘗祭(だいじょうさい)の終了を宮中三殿に報告する「親謁(しんえつ)の儀」に臨んだ。それぞれ賢所、歴代天皇と皇族を祭る皇霊殿(こうれいでん)、国内の神々を祭る神殿で拝礼した。


 平成時の即位儀式は昭和天皇の服喪期間を挟んで終了まで1年11カ月かかったが、上皇さまの天皇退位によって皇位が継承された今回は約7カ月で終えた。【和田武士】


 ◇天皇陛下の即位に伴う主な儀式


<5月>1日、剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀※、即位後朝見(ちょうけん)の儀※


<10月>22日、即位礼正殿(せいでん)の儀※、饗宴(きょうえん)の儀(25、29、31日も)※


<11月>10日、祝賀御列(おんれつ)の儀※▽14〜15日、大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀▽16日、大饗(だいきょう)の儀(18日も)▽22、23日、伊勢神宮で親謁の儀▽27、28日、神武、孝明、明治天皇陵で親謁の儀


<12月>3日、昭和、大正天皇陵で親謁の儀▽4日、皇居・宮中三殿で親謁の儀、賢所御神楽の儀


※は憲法に規定された天皇の国事行為の儀式

毎日新聞

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