衛藤消費者担当相が陳謝「不徳の致すところ」 ジャパンライフめぐる発言

12月4日(水)15時41分 毎日新聞

衆院消費者問題特別委員会で安倍首相主催の「桜を見る会」にジャパンライフの幹部が招待されていたとされる問題について答える衛藤晟一消費者担当相=国会内で2019年11月26日、川田雅浩撮影

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 衛藤晟一消費者担当相は4日の参院地方創生・消費者問題特別委員会で、消費者庁の行政処分を受けた「ジャパンライフ」を巡り、被害者に落ち度があるかのような発言をしたことについて「被害者が悪いというような印象を与えたならば、私の不徳の致すところであり、大変申し訳なかった」と陳謝した。


 衛藤氏は先月29日の記者会見で、ジャパンライフの山口隆祥元会長が「桜を見る会」の招待状をチラシに載せて顧客を勧誘していたことについて「(招待状から)信用した方もおられたようだが、『誰と誰とに会いましたよ』と名刺を出すような方は何かちょっとおかしいところがある」「私としては最初からそういう方は要注意だと思って接する」と発言していた。


 これに関連して、ジャパンライフに対する立ち入り検査を巡り、消費者庁の伊藤明子長官は4日の定例記者会見で、野党が「政治的背景を懸念して同庁が検査を延期した」と指摘する内部文書とされる資料について「消費者庁のものかどうかも含めて回答を控える」と述べた。立ち入り検査をしないよう政治家から働き掛けがあったかどうかについては「聞いている限りない」と否定した。


 共産党が公開した資料には、「本件の特異性」として「政治的背景による余波懸念」などと記されている。行政処分までに時間がかかった点について、伊藤長官は「消費者被害防止のため、一刻も早く対処することが大事だ」とする一方、「違反行為を精査する必要があり、内容によっては時間がかかる。特にジャパンライフは消費者庁にとって初の預託法違反で複雑なケースだった。慎重な調査が必要だったと推測する」と話した。【野原大輔、岡礼子】

毎日新聞

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