東京駅でクンクン…爆発物探知犬、手荷物検査の実証実験
12月4日(水)22時46分 読売新聞
東京五輪・パラリンピック期間中のテロを防ぐため、国土交通省は4日、東京駅の新幹線乗り換え口で、爆発物探知犬を使った手荷物検査の実証実験を行った。
爆発物を嗅ぎ分けられるよう訓練されたラブラドルレトリバー、ビーグル各1頭が、ハンドラーと呼ばれる訓練士や警備員らと駅構内を巡回。改札を通る人らの手荷物のにおいを熱心に嗅いでいた。
東京都中野区の男性会社員(38)は「新幹線では過去に殺人事件も起きている。探知犬で被害が防げるなら、ぜひ導入してほしい」と話していた。