「W国民栄誉賞を打診?」 安倍首相がイチローに、菅官房長官はカズに面会で囁かれるウワサ

12月5日(木)11時0分 文春オンライン


最近は草野球チーム結成も話題となったイチロー ©共同通信社


 スポーツ界のレジェンドの相次ぐ登場に番記者たちがざわついた。まずは元大リーガーのイチローこと鈴木一朗氏(46)が11月26日夜、安倍晋三首相と公邸で約2時間会食した。同席者は、日本球界時代に所属したオリックス・ブルーウェーブ(当時)の親会社オリックスの井上亮社長と、三井住友FG取締役で三井住友銀行頭取の高島誠氏。FG子会社のSMBC日興証券のブランドパートナーを務めるイチローは「01年から日興証券のCMに出ている長年の付き合いに恩義を感じ、一度も条件アップを持ち出したことがない」(日興関係者)という。


 翌27日、官邸に現れたのはJリーガーのカズこと三浦知良氏(52)。横浜FCの13年ぶりのJ1昇格が決まり、横浜市が地盤の菅義偉官房長官に報告に訪れた。会談後、昇格を決めた試合で自身が途中出場した場面を菅氏が見てくれていた、との会話を披露した。横浜FC関係者は「カズは菅氏とはこれまでも何度か会っているし、そもそもオーナーと菅氏との関係も深い」と明かす。横浜FCの親会社・レオックの小野寺裕司社長は、菅氏を応援する経営者の会合の常連。11月21日にも、幻冬舎の見城徹社長やエイベックスの松浦勝人社長、音楽プロデューサーの秋元康氏らとともに麻布の高級中華で菅氏を囲んでいた。



 相次ぐレジェンドの訪問に永田町では「2人セットでの国民栄誉賞を打診したのでは」との声も出た。というのも、1977年の王貞治氏以来、26人1団体に授与された同賞だが、安倍政権はすでに歴代最多の7人に授与しているからだ(2位は中曽根政権で4人)。特に2013年春の、長嶋茂雄氏、松井秀喜氏へのW授与は記憶に新しい。


 もっともイチローはすでに過去3度同賞を打診され、辞退済み。カズも最年長ゴール記録更新を続ける現役だけに、仮に打診されても辞退する可能性が高いのだが、自民党関係者は「もし本当に打診していたならば、桜を見る会に続いて国民栄誉賞までも私物化するのか、と逆に批判を浴びかねない」と危ぶむ。


 カズが官邸を訪れた翌28日。北朝鮮が短距離ミサイルを発射すると、官邸は国家安全保障会議(NSC)を開き、対応を協議。首相は「国民の生命、財産を守り抜くため、全力を挙げる」と記者団に語った。だが、政治部記者は「最近は短距離ミサイル程度ではNSCを開いていなかっただけに、『これも桜疑惑から目をそらしたいだけじゃないか』と記者間で囁き合っている」と嘆息する。2人のレジェンドを政権防御のための目くらましにされてはたまらない。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年12月12日号)

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