狙われる援助関係者=邦人犠牲、過去にも—アフガン医師銃撃

12月4日(水)19時42分 時事通信

 ペシャワール会の中村哲医師(73)が殺害されたアフガニスタン東部などの紛争地域では、外国人が襲撃や誘拐の対象となることが多く、援助関係者も例外ではない。過去にも邦人が巻き込まれ、犠牲となっている。
 アフガンでは2008年8月、ペシャワール会のスタッフとして現地で復興支援に情熱を燃やした伊藤和也さん=当時(31)=が武装集団に拉致され、殺害された。同会は当時、中村医師を残して日本人スタッフを撤収させた。
 同国では07年6月にも、難民支援活動をするNPO「ライク・ウオーター・プレス」(東京)の男女2人が首都カブールを短期訪問中、自爆テロとみられる爆発に巻き込まれ、負傷して入院した。
 イラクでは03年11月、復興支援の調整に当たっていた外務省の奥克彦参事官と井ノ上正盛書記官が北部ティクリートで凶弾に倒れた。
 英企業の年次報告書によると、18年に武装組織などに襲われた国連や赤十字、国際NGO職員ら、援助関係者は405人。うち131人が死亡し、130人が誘拐された。
 中でもアフガニスタンは危険地域の一つで、外務省はカブールを除く全土での退避勧告を出し、いかなる目的でも渡航滞在を見送るよう要請。援助関係者は危険と隣り合わせの活動を強いられている。 

[時事通信社]

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