山形・肘折では積雪1m超 全国で今シーズン初
2019年12月6日(金)11時55分 ウェザーニュース
2019/12/06 11:58 ウェザーニュース
山形県大蔵村より(6日8時頃の様子)
北日本では3日(火)から冬型の気圧配置が続いて山沿いを中心に大雪となりました。山形県大蔵村にある肘折(ひじおり)では6日(金)11時の積雪深が109cmと今シーズン全国て初めて1mを超えました。
その他の地点でも6日(金)11時現在の積雪は、北海道上川地方の朱鞠内(しゅまりない)では97cm、青森県の酸ヶ湯(すかゆ)でも93cmなど、この3日あまりで1m前後の雪が降ったところがあります。
北陸〜山陰 午後も雪や雨に
今日6日(金)も冬型の気圧配置が続き、上空1500m付近では−6℃以下の寒気が西日本から東日本に流れ込みます。
西日本から東日本にかけての日本海側では、今朝は富山や金沢、松江、鳥取で初雪が観測され、午後も雪や雨が降りやすい状態が続きます。山沿いでは一時的に強い雪が降って、積雪がさらに増える見込みです。路面状況の悪化に注意してください。
北日本の雪はだんだんと落ち着く
北日本上空の気圧の谷は東に抜けるため、北日本の日本海側は引き続き雪が降りやすいものの、午後は降り方がだんだん落ち着いて止む時間が増えてきます。
雪がしっかりと積もっているところでは、周りの方と協力をして雪かきを進めるようにしてください。また、屋根からの落雪やなだれには注意が必要です。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)