日本海側は強まる雨雪やあられなどに注意 大気の状態が不安定
2022年12月7日(水)10時0分 ウェザーニュース
2022/12/07 09:59 ウェザーニュース
今日7日(水)は、西高東低の冬型の気圧配置で北日本の上空には寒気が流れ込んでいます。
そのため、日本海側では大気の状態が不安定で、明日8日(木)にかけて雷を伴った強い雨や雪、あられや突風などに注意が必要です。
冬の天気分布 北陸ではあられも
今朝は太平洋側では晴れているところが多くなっていますが、日本海側は雲が広がり雨や雪が降っています。二十四節気の「大雪(たいせつ)」に入りましたが、日本列島は冬の天気分布です。
上空の寒気の影響で、今日の午前中は北陸を中心に雨が強まり、雷を伴ったりあられの降っているところがあります。
また、東北北部や北海道では雨ではなく雪になっていて、未明から新たに10cm前後あらたに雪の積もったところもありました。
今夜から再び雷雨や突風など発生しやすい状況に
雨雲雪雲の予想 7日(水)20時
これから明日にかけても冬型の気圧配置が続きます。今日の午後はいったん上空の寒気が少し後退しますが、今夜からは再び強まる予想です。明日にかけても北海道から東北北部の日本海側では雪が降り、積雪の増加や路面凍結などに注意が必要です。
東北南部や北陸では明日にかけても雷を伴った強い雨の降るところがあります。落雷や突風、あられなどにもお気をつけください。
近畿北部や山陰も今夜にかけて変わりやすい天気が続き、雷雨となる心配があります。日本海側の各地では天気急変の可能性があるので、雨具を持ってお出かけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)