<男性衰弱死>堺の容疑者宅、別人も監禁 滋賀県警が救出

12月8日(金)15時0分 毎日新聞


 今年8月に堺市堺区の無職、渡辺彰宏さん(当時31歳)を衰弱死させたとして男女5人が監禁と殺人の疑いで逮捕された事件で、11月にも、監禁先の一つだった堺市の民家で監禁されていた別の被害者が救急搬送されていたことが8日、分かった。当初は病死とされた渡辺さんの死因に疑問を持った滋賀県警が捜査し、関係のあった5容疑者が浮上。その1人の自宅に駆け付けた県警の捜査員らが新たな被害者を見つけ救出したという。


 逮捕されたのは、堺市堺区甲斐町東二丁、無職、萩原真一(39)▽同区楠町一丁、無職、飯星飛香(29)ら5容疑者。共謀して8月12〜15日、渡辺さんを飯星容疑者の自宅に監禁して暴行し、同15日に滋賀県近江八幡市にある萩原容疑者所有の民家に移して適切な医療を受けさせず、細菌性肺炎で死亡させた疑いが持たれている。


 渡辺さんは同17日に近江八幡市の萩原容疑者宅から救急搬送され、通報を受けた県警が司法解剖を実施。高齢者に多い死因を不審に思い、捜査を続け、5容疑者を割り出したという。


 堺市の一軒家で同居していた萩原容疑者ら3人を、7月16日未明に大阪市住吉区の路上で渡辺さんの頭を金属製の溝ぶたで殴るなどした傷害容疑で11月16日に逮捕。もう1人も別人への暴行容疑で逮捕した。


 飯星容疑者方にも同日、県警の捜査員が急行。別に監禁されていた人物を見つけて救急搬送し、この人物への監禁容疑で飯星容疑者を翌17日に逮捕した。この被害者は命を取りとめた。近所の人によると、飯星容疑者方には若い男女3人が暮らしていた他、複数の若者も出入りしていたという。【小西雄介、森野俊、衛藤達生】

毎日新聞

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