埼玉県警虐待通告6562人 10月末まで、統計開始で最多

12月8日(金)11時55分 産経新聞

 虐待の疑いがあるとして、埼玉県警が今年10月末までに児童相談所通告した18歳未満の子供は前年同期比1061人増の6562人で、統計を取り始めた平成16年以降で最多だったことが県警のまとめで分かった。このうち県警が保護して児童相談所に通告した子供の人数は同35人増の393人だった。

 昨年1年間の通告人数は6481人で過去最多で、通告人数は21年の347人から右肩上がりに増加している。

 増加の要因について、県警少年課は、今年4月に鶴ケ島市で2歳男児が父親に殴られ意識不明となった事件や昨年1月に狭山市で3歳女児が虐待で死亡した事件の報道などの影響を指摘。「県内で大きな事件があり、県民の虐待への意識が高まっている」とみている。

 虐待の内訳は、心理的虐待が4599人で約7割を占め、身体的虐待1031人、ネグレクト(育児放棄)909人、性的虐待23人と続いた。

 摘発件数は同3件増の72件で、摘発人数は同2人増の75人。被害児童数は同5人増の75人に上った。

 同課は「通報が遅れると子供たちの生命・身体に危険が及ぶ可能性があるので、間違ってもいいのでいち早く警察や児童相談所全国共通ダイヤル『189(いちはやく)』に通報してほしい」としている。

産経新聞

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