“甘い食べもの”は体を冷やす!? 冬に気をつけたい、体を冷やす食べものとは

2023年12月8日(金)5時10分 ウェザーニュース

2023/12/08 05:06 ウェザーニュース

12月に入ってぐっと冷え込む日が多くなり、街の景色も変わってきました。寒い季節には、甘いものが食べたくなることはないでしょうか。
『おうち薬膳養生12ヶ月』(PHP研究所)の著者で源保堂鍼灸院(東京都渋谷区)の瀬戸佳子先生(国際中医薬膳師)に、冬に避けたい食べものについて、教えていただきましょう。

冬に“体の冷え”が大敵な理由

「寒さ対策はしているつもりでも、見逃していることがあって不調につながっている人が少なくありません」と瀬戸先生はいいます。冬は一年の中でも気温が低くなる季節ですが、そもそもなぜ体が冷えるとよくないのでしょうか。
「東洋医学では、冬は“腎の季節”としています。腎とは生命力のもととなる精気を蓄える臓器ですが、冷えに弱いのです。腎が弱ると体力低下や抜け毛、免疫力の低下などのほか、老化が進んだりもします。パワー不足となるため、活動的になるはずの春の不調にもつながります。
腎を健康な状態にしておくためには、毎日何を食べるかが重要になります。だからこそ寒い冬には、できるだけネギやクルミなどのような体を温める食材を摂って、体を冷やすものは避けるようにしましょう」(瀬戸先生)

気づかぬうちに“冷え”の原因に!?

12月は、クリスマスやお正月などでケーキや和菓子を食べる機会が多かったり、疲れているときにおやつを食べたくなったりするものです。甘いものは体を温めてくれるのでしょうか? 
「甘いものの摂りすぎは、体を冷やしてしまいます。ケーキやお菓子、チョコレート、和菓子、甘い飲み物はなるべく避けましょう。
疲れているときに甘くて温かい飲みものを飲むことが習慣になっている人も多いですが、一時的に温まったり疲れが取れるように感じても、腎を弱らせ疲労感や体力低下につながります。
バナナやパイナップルのような夏の果物もよくありません。また、青汁やどくだみ茶のようなデトックス食材も摂りすぎは冷えにつながります」(瀬戸先生)
冬は暖房をきかせた部屋でアイスクリームを食べるのが楽しみという人もいますが、これもNGだといいます。
「体にとって、外側から冷えるのもよくありませんが、内側から冷えてしまうのがもっとよくありません。体の芯が冷えることで、ダメージも大きくなってしまいます。
12月はパーティや忘年会などビールを飲む機会も多くなりがちですが、これも体を冷やしてしまいます」(瀬戸先生)
冬に注意したいのは次のような食材です。
▼甘いもの
ケーキやお菓子、チョコレート、和菓子、甘い飲みもの など
▼冷たいもの
ジュース、アイスコーヒー、ビール、アイスクリーム、冷奴 など
▼生もの
生野菜のサラダ、刺身、果物、スムージー など
▼夏の食材
トマト、きゅうり、レタス、バナナ、パイナップル など
▼デトックス食材
青汁、どくだみ茶、ケール など
まもなく冬至、一年で一番昼の時間が短くなる日です。
「日が短くなると、陽気が少なくなり体調も崩れやすくなります。忙しい時期でもあるので、温かく消化のよい食事を心がけ、お腹を冷やさないようにしましょう。
甘いものがすごく欲しいときは、心身が疲れているサインと考え、温かくしてゆっくり休むようにしましょう。かぼちゃやさつまいも、みかんは食べ過ぎなければ冬におすすめの甘みです」(瀬戸先生)
これから寒さはますます厳しくなっていきますが、甘いものの食べ過ぎなどで体のバランスを崩すことを避け、寒さに負けずに過ごしていきましょう。

ウェザーニュース

「ウェザーニュース」をもっと詳しく

「ウェザーニュース」のニュース

「ウェザーニュース」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ