強い寒気で北陸や山陰は雨や湿った雪 雷やアラレも

2024年12月8日(日)15時15分 ウェザーニュース

2024/12/08 15:03 ウェザーニュース

今日8日(日)の日本列島は西高東低、冬型の気圧配置で上空には強い寒気が流れ込んでいます。
北陸や山陰では雷やアラレを伴って断続的に雨や湿った雪が降っています。強雨や雷雨に加えて突風にも注意が必要です。

平地で雪を降らせる寒気、北陸付近まで南下

平地で雪を降らせる目安の上空1,500mで−6℃の寒気は東北南部から北陸付近まで南下しています。北陸や山陰では断続的に雨や湿った雪が降っています。
午前中は新潟県高田では1時間に15.5mm、石川県輪島で11.5mmのやや強い雨を観測しました。一部では雷やアラレを伴っているところもあり、ウェザーニュースアプリの利用者からは路面にアラレが積もった様子も報告されています。
上空の寒気は北海道ほど強くないものの、周辺の海面水温が比較的高いため対流活動が活発になって局地的に発達した雨雲が流れ込んでいます。東北や北陸、山陰では今日いっぱいは雨や湿った雪が降りやすい状態が続き、傘を手放せない一日になります。
気圧の谷が離れる週明けの明日9日(月)は冬型の気圧配置が続くものの、雨が止む時間が長くなって折りたたみ傘でしのげるくらいになる見込みです。

山沿いは積雪増加 路面の悪化に注意

北陸から山陰の山沿いや長野県や岐阜県の北部では断続的に雪が降り、積雪が観測されています。
14時時点では新潟県守門で38cm、長野県野沢温泉で27cm、岐阜県河合で13cm、鳥取県大山で7cmの積雪となっています。この後もさらに積雪量が増すおそれがあるため注意が必要です。
週明けの明日9日(月)は雪が降る時間は短くなるものの、路面の凍結や屋根からの落雪に注意してください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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