ドラム缶夫婦遺体、被告の死刑確定へ…上告棄却

12月8日(金)15時18分 読売新聞

 大阪府阪南市で2009年11月、ドラム缶から元会社社長夫妻の遺体が見つかった事件で、強盗殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた元建築作業員・鈴木勝明被告(50)に対し、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は8日、被告の上告棄却する判決を言い渡した。死刑が確定する。

 判決によると、鈴木被告は04年12月、工事で出入りした同府和泉市、浅井建治さん(当時74歳)方の敷地内で、浅井さんと妻きよさん(同73歳)を殺害、腕時計などを奪った。戸倉裁判長は「高齢夫婦の財産を狙って2人の頭部を鈍器で殴打するなど、犯行は冷酷かつ悪質で、死刑はやむを得ない」とした。

 被告の犯行を裏付ける物証はなく、裁判で弁護側は無罪を主張。1審・大阪地裁堺支部と2審・大阪高裁の判決は、被告が事件直後に腕時計を換金して借金の返済に充てたことなどから、被告の犯行と認定した。同小法廷も「被告が犯人であることは証明されている」と指摘し、1、2審の判断を「正当」とした。

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