9日(木)も 「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンスあり

2021年12月9日(木)10時55分 tenki.jp

きょう9日(木)の夕方以降、「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンスがあります。各地の天気や、見られる時刻、方角などをまとめました。

北海道から九州は17時35分頃〜 沖縄は19時13分頃〜

国際宇宙ステーション(ISS)は地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名称。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周約90分の速さで地球の周りを回っています。条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
上の図は、「きぼう」が見え始める時刻と最も接近する時の方角です。
また、◎・〇・△・×は、最も接近するときの仰角(※詳細は図の右上に)で、「見えやすさ」を示しています。(仰角は、真っ直ぐ前を見ている状態が0°、頭の真上を見上げる状態が90°、その間が45°)
きょう9日(木)は、17時35分頃〜40分頃に西日本付近を通過。この軌道に近いエリアほど、建物などにあまり遮られない空の高い所にISSを見ることができます。
なお、この図では「×」となっている「沖縄」も、きょうの「19時13分〜17分頃」に見られるチャンスがあります。最接近時の方角は「西南西」で、仰角は38°と比較的好条件です。
各地、見え始めから見え終わりまでは5分間くらいで、明るい星のような光が飛行機よりも速めのスピードで、ツーと流れて行くように見えます。
望遠鏡などを使うと視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すことをお勧めします。

夕方以降の天気

日本付近は高気圧の圏内で、夕方から夜にかけておおむね晴れる見込みです(図は15時〜18時で、その後も天気分布はほとんど変わらず)。
九州北部では雲のかかることもありますが、空を覆いつくすような雲ではありません。多くの所でISSを見られそうです。

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