北海道で強雨や雷雨 積雪地域は路面状態の悪化に注意

2023年12月9日(土)11時26分 ウェザーニュース

2023/12/09 11:21 ウェザーニュース

今日9日(土)は北海道で雨の降っている所が多くなっています。一時的な強まりや雷、霰(あられ)、突風等に注意が必要です。
内陸部を含め雨の所がほとんどのため、積雪地域では路面状態の悪化にもお気をつけください。

低気圧に向かって暖気が流入

北海道の北に低気圧が進み、そこからのびる前線が北海道を通過しています。11時00分現在は道央や道南を中心に雨が強まっていて、洞爺湖温泉では10時50分までの1時間に10.0mmの雨を観測しました。渡島半島付近では雷も発生しています。
等圧線の間隔も狭く、風が強まっています。沿岸部では平均風速が10m/sを超えている所があり、江差町では9時31分に最大瞬間風速19.3m/sを観測しました。
上空1500m付近には+3℃以上の暖かな空気が流れ込んでいるため、内陸部や山沿いを含めて降っているものは雪ではなく雨です。雪が残る地域では道路の雪がとけて、路面状態が悪くなってきています。泥はねや転倒などに注意が必要です。

午後は東北や北陸に雨の範囲が拡大

9日(土)18時の雨雲の予想

前線の南下・東進に伴って、午後は東北や北陸で雨の降る所が増える見込みです。一時的に活発な雨雲が通過し、雷を伴った強い雨となるおそれがあります。霰(あられ)や突風にも注意してください。
北海道では、前線の通過後は段々と寒気が流れ込み、夜には雪に変わる所が出てきます。濡れた路面は凍結のおそれがあるため、車などの運転は十分にお気をつけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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