日本海側は雪や雨が続く 北海道や東北内陸部は積雪増加に注意
2024年12月9日(月)9時55分 ウェザーニュース
2024/12/09 09:57 ウェザーニュース
今日9日(月)も日本列島周辺は西高東低の冬型の気圧配置が続いていて、日本海側では広く雪や雨が降っています。
北海道や東北の内陸部ではさらなる積雪の増加に注意が必要です。
札幌でもしっかりとした雪に
平地で雪を降らせる目安である上空1500m付近で−6℃以下の寒気は東北南部〜北陸周辺まで南下していて、北海道や東北内陸部を中心に雪が降っています。
昨夜、日付が変わってから新潟県津南町や北海道上川地方の音威子府村では3時間に7cm、北海道旭川市などでは6cmの降雪を観測しました。札幌市でも雪となり、9時までの1時間で1cm積雪が増えて7cmの雪が積もっています。
午後にかけて積雪のさらなる増加に注意してください。路面の悪化に加えて、屋根からの落雪にも注意が必要です。沿岸部では風が強まって吹雪となることがあります。視界不良にも気をつけてください。
北陸から山陰はにわか雨に注意
北陸や近畿北部、山陰では局地的に雨が降っています。強いところでも1時間に2〜3mm程度で、それほど強まっているところはありません。
大陸から接近する移動性高気圧の影響で昨日8日(日)に比べると雨が止む時間が長くなりますが、夜まで雨が降りやすい状態が続きます。折りたたみ傘を忘れずにお出かけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)