週間 さらに暖かく「高温続く」師走なのに20度予想

2019年12月10日(火)11時46分 tenki.jp

12日(木)は、北海道はふぶいて荒れた天気になる恐れがあります。ですが、日本列島に暖かい空気が流れ込む日が多いでしょう。九州などで、気温が20度くらいまで上がる日も。

あす11日(水)の天気 暖気流入 季節外れの暖かさ

11日(水)は、日本海を低気圧が東へ進む見込みです。低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込むでしょう。上空1500メートル付近で、6度以上の暖気が、夜にかけて東海や関東付近に流れ込む見込みです。日中に晴れると、地上の気温が20度くらいまで上がる目安とされる暖気です。
【季節外れの暖かさ】最高気温は、全国的に平年より高い見込みです。11月上旬から中旬並みの所が多く、東海では20度くらいまで上がる所がある予想です。夜になっても冷え込みは弱いでしょう。
【雨が降る所は】北海道は日本海側やオホーツク海側を中心に、昼過ぎから雨が降り出す見込みです。太平洋側も一時的に雨が降る所があるでしょう。雪が降るのは、標高の高い所でも一部でしょう。東北の日本海側は、昼過ぎから雨雲やカミナリ雲がかかる見込みです。北陸は夜遅くに、にわか雨があるでしょう。山陰は、夜は所々で雨や雷雨がある見込みです。九州は、昼過ぎから雨が降る所があるでしょう。

12日(木) 一時的に寒気流入 北海道は荒れた天気の恐れ

12日(木)は、低気圧が発達しながらオホーツク海を北東へ進む見込みです。低気圧から延びる寒冷前線が、朝までに本州を通過するでしょう。上空1500メートル付近で、氷点下6度以下の寒気が、北陸付近まで流れ込む見込みです。北海道付近では氷点下15度くらいと、札幌の上空で真冬並みの強さです。
前線の通過に伴って、北海道から北陸を中心にザっと雨が降るでしょう。前線が通過した後、西風が強めに吹く見込みです。北海道は雪が降り、ふぶいて荒れた天気になる恐れがあります。東北や北陸にも、日本海から雪雲や雨雲が流れ込むでしょう。
【冷たい季節風】最高気温は、全国的に平年より高い見込みです。ただ、雪が降る地域では、日中は気温は下がる一方となりそうです。日差しが届く地域でも、冷たい西または北風が吹くでしょう。九州から北陸、東海では、夜は気温がグッと下がる見込みです。

13日(金)以降の天気 師走らしくない気温続く

13日(金)は、寒気は弱まるでしょう。本州付近を高気圧が東へ移動する見込みです。北海道から東北の雪は次第に止むでしょう。
14日(土)は、気圧の谷の通過で、山陰から北陸、東北や北海道を中心に雨が降る見込みです。北陸や東北では、山で雪が降り、寒気の影響が残る北海道では、平地でも雪がまじる所が多いでしょう。
15日(日)は、大陸の高気圧が本州まで移動してくる見込みです。穏やかに晴れる所が多いでしょう。
13日(金)以降も全国的に最高気温は、平年より高い見込みです。特に、15日(日)は、上空1500メートル付近で6度以上の暖気が、九州付近に流れ込むでしょう。この暖気は、17日(火)にかけて、関東付近まで北上する見込みです。九州では、週明けは、最高気温は20度くらいの所が多い予想です。

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