ふたご座流星群が活動中 ピークは14日(金)

2018年12月10日(月)12時15分 ウェザーニュース


2018/12/14 06:16 ウェザーニュース

現在、出現する流星数では年間最大の流星群である「ふたご座流星群」が活動期を迎えています。
活動のピークは14日(金)の21時頃と予想されており、極大日の前数日もある程度の流れ星は期待できるので、晴れた日はぜひ夜空を見上げてみましょう。

期待できる流星数は?

★活動期間  12月4日〜12月17日
★ピーク予想 12月14日(金) 21時頃
★母天体   ファエトン(小惑星)
ふたご座流星群は、出現する流星数の多さから、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「3大流星群」の1つとされています。
極大を迎える14日(金)夜には、街明かりがなく空の開けたところでは、1時間に40個以上の流れ星を見ることが出来そうです。
ふたご座流星群の流れ星はほぼ一晩中出現しますが、少しでも多く流れ星を見たい方は、上弦前の月が沈む14日(金)23時以降の観測がオススメです。

ふたご座流星群の特徴は?

(1)毎年、多くの流星が出現
毎年、安定して多くの流星が出現する、当たり外れの少ない流星群といえます。
極大日の夜には、およそ90秒に1つ流れ星が見える計算になることから、15分ほど夜空を眺めていると、少なくとも1つは流れ星が見ることが出来そうです。
(2)ほぼ一晩中観測が可能
流星群に属する流れ星は、放射点という天球上の一点から流れます。
ふたご座流星群は、その名の通り冬に見頃を迎えるふたご座に放射点があるため、夜の早い時間に放射点が地上に昇ってきます。このため、活動期にはほぼ一晩中ふたご群の流星を観測することが可能です。
(3)極大日を過ぎると流星数は一気に減少
ふたご座流星群には、ピーク後は短時間で活動が低下するという特徴があります。
そのため、極大日を過ぎると観測できる流星数は一気に減るため、天気の関係等で極大日の14日(金)に観測出来ない方は、その前日の13日(木)夜の観測がオススメです。
※15日(土)の夜も、流星数は減るものの、ふたご座流星群の流星観測は可能です。

ピーク当日の天気は?

14日夜〜15日明け方は、冬型の気圧配置となる予想で、太平洋側を中心に晴れるところが多くなります。特に、関東以西の太平洋側は流星観測に期待ができそうです。東北太平洋側は、日本海側から流れ込む雲が時々邪魔をするものの、一晩中ずっと雲が広がり続ける心配はなさそうです。一方、日本海側は寒気の影響で雲が広がりやすく、観測には難しい条件となる予想です。


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