「高く買わないで」  銘酒「獺祭」の旭酒造、転売品を購入しないようメッセージ広告

12月11日(月)13時15分 BIGLOBEニュース編集部

画像は旭酒造Webサイト スクリーンショット

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日本酒「獺祭」の蔵元・旭酒造が、「獺祭」を不当に高い価格で購入しないよう求めるメッセージ広告を読売新聞の朝刊に掲載した。


「お願いです。高く買わないでください。」——広告には、旭酒造の桜井一宏社長からのメッセージが大きく掲載。横には「獺祭」の「純米大吟醸50」「純米大吟醸 磨き三割九分」「純米大吟醸 磨き二割三分」の希望小売価格が添えられ、下半分以上ものスペースを割いて全国の正規販売店を紹介している。


なぜ、このようなメッセージ広告を打ったのか。旭酒造は、10日に更新したメルマガで広告に込めた思いや経緯を説明している。「獺祭」は、旭酒造と契約した正規販売店のみが販売できるようになっている。しかし、「獺祭」の正規販売店は約630店のみのため、取り扱えないスーパーや酒屋は多い。その中には転売屋から仕入れ、希望小売価格の2倍3倍の値をつけて販売している店もあり、税込2480円の「獺祭 磨き三割九分」を1万円以上で販売するケースもあるという。


また、転売は高額になることに加えて、品質にも問題があるという。正規の取引先ではない業者が間に入るため、流通にかかる日数は長期化。品質管理もおざなりになる考えられるとしている。このように転売品は「お客様にとっても『品質は悪いわ、値段は高いわ』で良いところは何もない」が、小売価格まで規定することが法律上できないため、旭酒造は広告で訴えることに踏み切った。


旭酒造は、今回のメッセージ広告が取扱店ではないスーパーや酒屋との軋轢を生むとしながらも、「獺祭に愛情も何もなく、ただ儲けの追求のみが目的で獺祭を取り扱いたい酒屋さんに出す気はありません。」と宣言。「本当にお客様にまともな価格で獺祭を買ってもらいたい。品質の劣化した恐れのある獺祭でなく、良い品質の獺祭を飲んでもらいたい」としている。


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