12月上旬 東京都心は53年ぶりの降水量 札幌市は日照増

2021年12月11日(土)12時56分 tenki.jp

今年の12月上旬(12月1日〜10日)は、関東など太平洋側では降水量が平年を上回った所が多く、東京都心は53年ぶりに100ミリを超えました。一方、北海道から東北の日本海側では晴れた日が多く、札幌市の日照時間は13年ぶりに40時間を超えました。この先は暖かさと寒さが交互にやってきそうです。

12月上旬は冬らしくなかった

今年の12月上旬(12月1日〜10日)は冬型の気圧配置となる日が少なく、本州の南岸が気圧の谷となる日がありました。
降水量の平年比をみると、冬場に雨の少ない太平洋側で平年を上回っている所が多いです。特に関東は降水量が多く、東京都心は100.5ミリと12月上旬としては1968年の119.0ミリ以来、53年ぶりに100ミリを超えました。
日照時間の平年比をみると、冬場に雪や雨の多い日本海側で平年を上回っている所が多いです。特に北海道は日照が多く、札幌市は42.6時間と12月上旬としては2008年の40.6時間以来、13年ぶりに40時間を超えました。

今後は寒気と暖気がせめぎ合う

この先1週間は、寒気と暖気が交互にやってきて、冬と秋が行ったり来たりしそうです。
あさって(13日)は一時的に冬型の気圧配置が強まって、北海道や東北は日本海側を中心に大雪や吹雪となる恐れがあります。その後は暖気が入って、各地で寒さがいったん解消しますが、来週の後半は再び北から寒気が南下しそうです。特に土曜日(18日)頃には全国的に厳しい寒さになり、日本海側では再び雪や風が強まるでしょう。
今後は、全国的に日々の寒暖差が大きくなるので、体調管理にもお気をつけください。

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