同性婚訴訟 福岡高裁が「違憲」判決 二審判決での「違憲」は3例目
2024年12月13日(金)11時53分 TBS NEWS DIG
同性婚が認められないのは憲法に違反するとして、同性カップルが国を訴えている裁判で、福岡高裁は「違憲」とする判断を示しました。
この裁判は、福岡市や熊本市に住む同性カップル3組が、同性婚を認めていない民法などの規定は法の下の平等などを定めている憲法に違反するとして、国に損害賠償を求めているものです。
きょう、福岡高裁は、同性婚が認められないのは「違憲」と判断した上で、損害賠償の請求については棄却しました。
同性婚をめぐる二審判決では、札幌高裁と東京高裁で「違憲」の判断が示されていて、福岡高裁の「違憲」判断は全国3例目となります。