国際宇宙ステーション/きぼう 今夜、北・西日本で観測チャンス
2018年12月13日(木)12時0分 ウェザーニュース
2018/12/13 12:03 ウェザーニュース
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、国際宇宙ステーション/きぼうが今日13日(木)夕方〜夜にかけて2回、日本付近を通過します。
夕方に北日本で観測チャンス
13日(木)の16時49分前後、遮る雲が無ければ北日本の広いエリアで観測出来るチャンスがあります。
夜に西日本で観測チャンス
その後、18時26分前後に再び日本上空を通過するため、遮る雲が無ければ西日本の広いエリアで観測出来るチャンスがあります。
気になる天気は?
日本付近は西高東低の冬型の気圧配置。
そのため、日本海側ほど雪や雨が降りやすく、雲に遮られてしまうと見ています。
一方、太平洋側は晴れるため、上空を通過する国際宇宙ステーションを見ることができそうです。
ただ、関東や東北では、太平洋側も雲が多くなってしまいそうです。
見やすい場所は?
撮影:広島県(11月23日)
空が開けていて、周りに高い建物が少ないほうが見つけやすいです。
ただ、通常の天体観測とは異なり、空が真っ暗なところに行かなくても大丈夫です。条件がよければ-2等星ほどの明るさ(1等星の約15倍)になる国際宇宙ステーションは、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られます。
国際宇宙ステーション/きぼうって?
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。(中略)
特別な環境を利用して、宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行うプロジェクトが国際宇宙ステーション(ISS)計画です。(出典:JAXA)