今朝は鮮やかなグラデーション 雨上がりで澄んだ朝焼けの空に
2023年12月13日(水)7時20分 ウェザーニュース
2023/12/13 07:27 ウェザーニュース
昨日雨を降らせた低気圧や前線が東の海上へ進み、今日13日(水)は西高東低の冬型の気圧配置となっています。西日本や東日本の太平洋側では穏やかな冬晴れの朝を迎えました。
朝からほとんど雲もなく、日の出頃に東の空がだんだんとオレンジに染まっていき、夜の紺碧の空との見事なグラデーションが各地で見られました。
見通しの良く、三重県から富士山観測も
三重県鳥羽市から見えた富士山
今朝は西日本や東日本の太平洋側には乾燥した空気が流れ込んでいて、空気中の水蒸気が少なくなっています。スッキリと晴れて、空気が澄んで遠くまでよく見渡すことができています。東京の今朝6時の視程(水平方向に見通せる距離)は40kmでした。
見通しが良いため、関東や東海からは雪化粧をまとった富士山がよく見えており、約200kmも離れた三重県鳥羽市からも朝焼けの中にシルエット姿の富士山が撮影されました。空気の澄んだ今朝だからこそ、遠くからも富士山が見えたものと考えられます。
昼間も広範囲で晴天続く
今日はこのあとも東日本から西日本にかけては太平洋側を中心に晴れるところが多くなります。空気も乾燥するため、昼間もスッキリとした青空が見られる見込みです。手肌や喉などの乾燥ケアを行うようにしてください。
冬型の気圧配置となるため、北日本の日本海側では雪や雨が降りやすくなります。特に北海道では発達した雪雲が流れ込むところがあるため、局地的に積雪の急増に注意が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)