関東や東海の広範囲で富士山くっきり 真っ白に雪化粧をした姿見せる
2023年12月13日（水）10時30分 ウェザーニュース
2023/12/13 10:12 ウェザーニュース
今日13日(水)は冬型の気圧配置で、太平洋側は青空が広がっています。空気が澄んでいて、関東、東海の広い範囲から真っ白に雪化粧をした富士山を見ることができました。
東京の視程は40kmと非常に良い
富士山周辺では11日(月)から昨日12日(火)に雨や雪が降りました。麓の静岡県御殿場市では45.5mm、山梨県山中湖村では40.5mmを観測し、約3週間ぶりのまとまった降水です。富士山の標高の高いエリアでは雪になり、一気に雪化粧をしています。
今日は非常に見通しが良く、東京都心の9時の視程(水平方向に見通せる距離)は40kmと、最も良い水準です。東京都内をはじめとした関東各地から、真っ白になった富士山の様子がはっきりと見えています。
三重県からも富士山が見られる
また、ウェザーニュースアプリ利用者からの報告では、富士山からかなり離れている茨城県つくば市や、西側では三重県鳥羽市などでもその姿を確認することができたとのことです。
8時過ぎに鳥羽市で撮影された写真では、関東に比べるとかなりぼんやりしているものの、雲の上に頭を出した富士山が見えています。
今日の澄んだ空は長くは続かず、明日14日(木)は早くも湿った空気が流れ込んでくる見込みです。天気は下り坂に向かい、明後日15日(金)は再び富士山周辺でも降水が予想されます。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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