使い方を間違えると“火災”につながる危険も…経産省が注意喚起「石油ストーブ」のチェックポイント5

2024年12月14日(土)21時15分 All About

経済産業省の製品事故対策室が石油ストーブの使用に関して、注意喚起を促している。これからの季節に必要不可欠な暖房器具だが、使い方を間違えると火災につながる可能性も……。

経済産業省の製品事故対策室(以下、経産省)の公式X(旧Twitter)の投稿がとても役に立つ。冬に欠かせない暖房器具である石油ストーブ。しかし使い方を間違えると、火災になる可能性も。経産省は使用する際のチェックポイントを公開し、注意を呼び掛けている。

石油ストーブからの火災を防ぐ「石油ストーブ安全大作戦」

経産省は投稿にて「石油ストーブ安全大作戦」と題した動画を公開し、石油ストーブを使用する際のチェックポイントを5つ紹介した。
1:ほこりが溜まっていれば取り除く。
2:対震自動消火装置が正しく作動することを確認する。さらに、石油ストーブの場合は、燃焼筒が正しく取り付けられているかチェックする。
3:燃料は新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油は使わない。ガソリンの誤給油を防ぐための対策を徹底する。
4:カートリッジタンクの給油口蓋が確実に閉まっていること、漏れがないことを確認する。
5:機器と周囲の壁や可燃物との十分な距離が確保できていることを確認する。
経産省は「石油ストーブなど暖房器具を物置から出し始めた方も多いのではないでしょうか」 「何事も使い始めが肝心!きれいに掃除して、点検して、そして昨年の灯油は使わず新しい灯油を使いましょう!(ガソリン禁止)」とつづり、SNSユーザーへ注意喚起を促した。
この投稿に対してSNSユーザーからは「寒くなりエアコンやストーブといった暖房器具を多く使う季節です。ホコリ等は取ってから使わないとですね」といったコメントが見られた。

使用前には石油ストーブをチェック

経産省のWebサイト「シーズン初めの石油ストーブ安全大作戦」では5つのチェックポイントについて、より具体的に解説。さらにストーブ火災の事例やチェックポイントを確認する動画も公開されている。
備えあれば憂いなし。石油ストーブを使われる人は5つのチェックポイントを確認して、この冬に備えよう。
<参考>
経済産業省 製品事故対策室 公式X
経済産業省「シーズン初めの石油ストーブ安全大作戦」
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)

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