17日の天気 雨のあと冬の嵐 猛ふぶきや大雪に警戒 太平洋側の平地で積雪も

2021年12月17日(金)5時35分 tenki.jp

きょう17日は、低気圧や前線が日本付近を進み、次第に冬型の気圧配置が強まるでしょう。午前中は雨の降る所が多いですが、午後は日本海側を中心に雪が降り、猛ふぶきや大雪に警戒。太平洋側で積雪となる所もあるでしょう。

低気圧や前線が通過 次第に冬型の気圧配置が強まる

きょう17日は、前線を伴った低気圧が紀伊半島付近にあって、急速に発達しながら本州の南岸から日本の東へ進むでしょう。また、別の日本海中部にある低気圧も急速に発達しながら北海道から千島近海へ進む見込みです。
これらの低気圧が通過した後は、日本の上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となるでしょう。

雨から次第に雪に

午前5時現在、本州付近には広く雨雲がかかり、活発な雨雲のかかっている所があります。
九州北部から北陸は、はじめ雨ですが、夕方以降は次第に雪の範囲が広がるでしょう。東北も夕方から日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所がありそうです。北海道は断続的に雪が降り、風が強まるでしょう。
太平洋側は午前中は雨の降る所が多いでしょう。夜は雪雲が流れ込んで、山沿いを中心に大雪に、平地でも積雪となる所がありそうです。東海や近畿でも今季初の大雪となり、交通機関に影響が出るおそれがあります。

風や雪の予想

あす18日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、北陸地方、近畿地方で25メートル(35メートル)、関東甲信地方、東海地方、中国地方で23メートル(35メートル)、北海道地方で20メートル(35メートル)、東北地方、九州北部地方、九州南部で20メートル(30メートル)です。
あす18日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、北陸地方で60センチ、北海道地方、東北地方、関東甲信地方で50センチ、東海地方、近畿地方で40センチ、中国地方で30センチ、四国地方、九州北部地方で15センチです。
その後19日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、北海道地方、東北地方、北陸地方で30から50センチ、関東甲信地方、東海地方、近畿地方、中国地方で20から40センチの予想です。
猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高波に警戒してください。なだれや着雪にも注意してください。

最高気温は平年並みか高め 夜は北風が冷たく

最高気温は平年並みか高いでしょう。
北海道は0℃くらい、東北や北陸は11℃ほどとなりそうです。関東から九州は14℃くらいでしょう。ただ、寒気が流れ込み、午後は次第に北よりの風が強まりそうです。夜は冷え込みますので、しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。

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