西日本は冷たい雨に 山間部では雪の降っている所も
2023年12月19日（火）9時0分 ウェザーニュース
2023/12/19 08:58 ウェザーニュース
今日19日(火)は東シナ海を進む低気圧や前線の影響で、西日本の各地で朝から雨が降っています。気温の低い山間部は雪の所があり、午後にかけて雨や雪の範囲は東に広がる見込みです。
気温が5℃未満の所もあり冷たい雨
前線を伴った低気圧が東シナ海から九州に近づいています。この影響で九州や中国、四国は厚い雲に覆われ、太平洋側を含む広い範囲で雨が降っています。種子島・屋久島周辺には発達した雨雲がみられ、屋久島では9時00分までの1時間に16.0mmのやや強い雨を観測しました。
上空に寒気が残っているため気温が低く、9時00分の時点で熊本市は3.8℃、宮崎市で6.4℃と冷たい雨です。さらに気温が低い標高の高い山間部では雪で、土の上などがうっすら白くなっている所があります。
午後も西日本の太平洋側は雨が続く
これから午後にかけて低気圧や前線が東に進むため、雨や雪の範囲も東に拡大する見込みです。
陸地からは少し離れた所を通る可能性が高く、雨が降りやすいのは太平洋側が中心になります。夕方の帰宅時間帯は九州南部から四国、近畿南部に雨雲がかかり、夜には東海や関東の沿岸部でも一部で雨になる予想です。
また、別の低気圧が日本海を進む影響で北陸や山陰でも雨の降る所があります。
活発な雨雲は大部分が海上を進むため、強く降る可能性は低くなっています。それでも西日本の太平洋側は一日を通して傘が必要となりそうです。
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