ファストフード店で従業員2名が感電死 ドリンクマシーン脇にむき出しの電線

12月20日(金)10時1分 しらべぇ

電線(sergeyryzhov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

2人の死者を出したこの感電事故の原因は、故障のため修理が必要なマシーンの脇から飛び出していた電線にあった。その切断面はむき出しのままだったという。


■尊い18歳2名の命が…

ペルー・リマ県のプエブロリブレ地区にあるマクドナルドで15日早朝、キッチンで働く従業員の男女2名が感電死した。

2人はアレクサンドラ・ポラス・インガさんとガブリエル・カンポス・ザパタさん。ともに18歳で高校卒業後の半年ほど前から働いていた。共にその日は早い時間に出勤して清掃をするシフトだったが、仲が良い2人は面倒な仕事も楽しそうにこなしていたという。


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■切断面むき出しの電線

最初に感電したのはインガさんだった。故障中につき修理が必要だったドリンクマシーンの脇から飛び出し、垂れていた電線に触れてしまったのだ。

突然あがった異音に、とっさにインガさんの体に寄り添ったザパタさんも感電。揃ってその場に崩れ落ちた2人は、搬送先の病院で死亡が確認された。

電線は絶縁テープなどが巻かれておらず切断面がむき出しで、触れないよう注意を促すメモなども付いていなかったという。

■救命救急士介入を拒む店長

「未然に事故を防ぐ方法はいくらでもあったはずなのに、無責任かつ怠慢な電設工事のせいで若い2人の命は無念にも奪われました」と怒りをあらわにするインガさんとザパタさんの遺族。

警察はその後、現場に救急車が到着した際、店長がしばらく救命救急士の介入を拒んだという情報もつかんだ。ザパタさんの母親は地元メディアの取材に「現場で何が起きていたのか、ただ真実を知りたいだけなのです」と涙で訴えている。


■損害賠償を求め裁判へ

その事故後、「2人の死に哀悼の意を表し喪に服す」としてペルーのマクドナルドは全店が臨時休業を決めたが、2人の遺族は納得していない。高額の損害賠償を求めたいとして彼らは裁判の準備に入ったが、請求したい先は広がりを見せている。

ペルー国内でマクドナルドのフランチャイズ・ビジネスを管理しているアルコス・ドラドス(Arcos Dorados)社、むき出しの電線を放置していた電設工事業者、それに飲食店の経営に関する安全面の指導を怠った行政の各当局も候補にあがっているという。


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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ



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