大阪など近畿でハロ出現 明日にかけての下り坂サインに
2019年12月21日(土)11時0分 ウェザーニュース

2019/12/21 11:03 ウェザーニュース
朝から薄雲が広がっている近畿地方で、太陽の周囲に現れる光の環「ハロ」などの虹色現象が見られています。
こうした現象は上空高い所の薄雲を構成する氷の粒が、太陽の光を屈折させることで現れるものです。
逆さ虹「環天頂アーク」も出現

奈良県では空の高い所に現れる逆さ虹、「環天頂アーク」も見ることができました。
環天頂アークはハロなどと同様、太陽の光の屈折により現れ、太陽高度が22度前後の時に最も良く見られます。日の出から2時間後くらいと、日の入りの2時間前くらいがチャンスです。
明日の雨を示唆する下り坂サイン

ハロなどが見えた後に雲が厚みを増してくると、天気が下り坂に向かうことが多くなります。
ウェザーニュースの予想では、近畿などの西日本は明日22日(日)に雨が降る見込みです。ハロの後の雲の変化が注目されます。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)