24時間で100センチの降雪も あさってから日本海側は大雪に 太平洋側で積雪も

2021年12月23日(木)18時6分 tenki.jp

あさって25日から今季最も強い寒気が流れ込むため、日本海側では警報級の大雪となる見通しです。また、太平洋側の平地でも積雪となるおそれがあります。週末に向けて雪への備えを進めてください。

24時間で100センチの降雪も 日本海側は大雪に

あさって(25日)から日本付近は強い冬型の気圧配置となる見通しで、今シーズン最も強い寒気が流れ込む予想です。寒気の底は日曜日(26日)ごろで、上空1500メートル付近でマイナス12度以下の寒気が本州付近に流れ込む見込みです。そのため、北日本から西日本にかけての日本海側では、次第に雪の範囲が広がり、降り方も強まるでしょう。大雪となって、風も強まり、荒れた天気となるおそれがあります。
新潟県では警報級の大雪となり、あさって(25日)午後6時〜日曜日(26日)午後6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、新潟県の山沿いで70センチ〜100センチと予想されています。
日本海側の地域では広く大雪となるおそれがあり、立ち往生などが発生する可能性もあります。大雪による交通障害に警戒するとともに、なだれや着雪にも注意してください。
また、来週火曜日(28日)ごろにかけては、荒れた天気やしける所がありそうです。
太平洋側でも強い寒気に覆われるため、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、東海や近畿、中国・四国などでは平地にも雪雲が流れ込んで、積雪となるおそれがあります。平地でも雪に対する備えが必要です。

全国的に日中も凍える寒さ

寒気の影響で、週末は広く真冬並みの寒さとなりそうです。北海道は真冬並みの寒さが続き、東北や北陸もあさって(25日)以降、一段と気温が低くなるでしょう。関東から九州も、週末から週明けにかけては日中も気温が10度に届かず、凍えるような寒さとなりそうです。来週水曜日(29日)は寒さが緩みそうです。
暖かい服装で、体調を崩さないようお気をつけください。

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