北海道 年末は大雪や吹雪の可能性も

2019年12月24日(火)16時11分 tenki.jp

今日(24日)の北海道付近は、上空に寒気が入り、各地で寒さが厳しくなっています。今年もあと1週間となり、この先の気温や天気が気になるところ。年内31日(火)までの週間予報をお伝えします。

明日にかけての天気、気温

今日は、冬型の気圧配置で上空には寒気が流れ込んでいます。日本海側の北部を中心に雪が降っており、一部ではふぶいている所も見られます。一方、札幌周辺や太平洋側では晴れていますが、気温は各地で上がっていません。15時までの最高気温は、札幌で-3.2度と今冬最も気温が上がっておらず、最も高い所でも、えりも岬で-0.3度です。このまま気温が上がらなければ今シーズン初めて全道で真冬日となる見込みです。

明日(25日)は、太平洋側東部やオホーツク海側では晴れ間の出る所が多いでしょう。札幌や旭川など日本海側では雲が広がりやすく、一部で雪の降る所がありますが、降る量は多くなりません。どんどんと積もったり、大雪となることはないでしょう。気温は引き続き平年並みか低くなります。日中の気温は全般に今日と同じか多少上がるくらいで、明日も真冬日の所が多くなりそうです。

仕事納めまでの天気、気温

その後、北海道の南を通過する低気圧の影響で、26日午後から27日午前中は太平洋側を中心に雪が降りやすいでしょう。その後、冬型の気圧配置に変わり、強い寒気が流れ込みます。27日午後や28日は札幌周辺を含めた日本海側やオホーツク海側では雲に覆われ、雪の降りやすい状態が続きそうです。気温も平年並みか低く、寒さも続く見込みです。27日は仕事納めや忘年会の方もいるかと思いますが、雪への備えや防寒対策が必要となりそうです。

年末の天気、気温

29日は高気圧が張り出し、晴れ間の出る所が多い見込みです。この時期としては穏やかに経過するでしょう。しかし、30日、31日は気圧の谷や寒気の影響で再び広く雪の降る所が多くなります。特に31日は、はじめ気圧の谷の影響で各地とも雪が降りやすく、午後は冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に大雪や吹雪となる恐れがあります。札幌周辺もまとまった雪や風が強まることもありますので、年末に移動などを予定されている方は、最新の気象情報や交通情報を確認し、時間にゆとりをもって行動した方がよさそうです。

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