名古屋や広島で12月に久しぶりの積雪1センチ 24時間降雪量が観測史上1位の所も

2021年12月27日(月)9時2分 tenki.jp

26日日曜〜27日月曜朝は、日本海側を中心に積雪が増えて、名古屋や広島など太平洋側の市街地でも所々で雪が積もりました。滋賀県彦根市などでは24時間降雪量が観測史上1位、群馬県みなかみ町藤原などでは積雪が100センチ以上になりました。この大雪は、28日火曜にかけて続きますので、路面の凍結などにご注意ください。

日本海側を中心に積雪が増加 名古屋など太平洋側でも積雪

強い冬型の気圧配置になり、上空には強い寒気が流れ込んだため、26日日曜〜27日月曜朝は、日本海側を中心に、大雪になりました。
滋賀県彦根市は27日月曜午前5時までの24時間降雪量が68センチ、兵庫県朝来市和田山では27日月曜午前4時までの24時間降雪量が71センチと、いずれも観測史上1位となりました。
また、雪雲は太平洋側にも流れ込み、名古屋市では27日月曜午前7時と8時に、それぞれ積雪1センチを観測しました。広島市では26日日曜午後10時から27日月曜午前8時にかけて、積雪1センチが続いています。12月に積雪1センチ以上を観測したのは、名古屋市では3年ぶり、広島市では7年ぶりのことです。
午前8時の積雪は、群馬県みなかみ町藤原で108センチ、福島県只見町で100センチなど、本州の標高の高い所でも所々で積雪100センチ台となりました。
(積雪の値は、いずれも速報値です。)

雪はいつまで?

日本海側を中心とした雪は、28日火曜も続くでしょう。
29日水曜は、寒気がいったん北上するので、北陸などでは、雪ではなく雨が降りそうです。
ただ、30日木曜頃からは、次第に寒気が南下するため、年越し〜お正月は、日本海側の広い範囲で雪が降りそうです。31日金曜は、名古屋で、また雪が予想されています。
年末年始で、移動する方も大勢いらっしゃるかと思いますが、最新の気象情報や交通情報を確認してください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
①冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
②ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
③時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
④時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
⑤こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

tenki.jp

「積雪」をもっと詳しく

「積雪」のニュース

「積雪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ