東北北部で大雪 盛岡で積雪14cm増 今夜にかけさらに積雪増加
2019年12月27日（金）11時0分 ウェザーニュース
2019/12/27 11:08 ウェザーニュース
東北北部では昨日26日(木)の夜から雪が降っていて、積雪が急増しています。
盛岡では今日27日(金)11時までの半日で14cmの降雪を観測したほか、山間部では半日で32cmの降雪を観測しているところもあります。
午後もさらに積雪増加へ
今夜にかけての積雪の予想
このあと昼過ぎにかけて低気圧が発達しながら東北地方を通過し、午後も東北北部では湿った雪が降ります。低気圧に伴う東風の影響で、普段から雪が降りやすい日本海側だけでなく、北上高地周辺など太平洋側でもまとまった雪となります。
ウェザーニュースの予想では、内陸の標高の高い所では今夜にかけてさらに30cmを以上の雪が積もり、青森や盛岡などの市街地でも5cmから10cm程度の雪が積もる可能性があるとみています。
春先に降るような湿った重たい雪ですので、電線への着雪による停電や、ビニールハウスへの被害が懸念されます。除雪にも時間がかかるため、早めの対策が必要です。
沿岸部では強い風・吹雪にも注意
発達中の低気圧の影響で、風も強い状況です。特に沿岸部ほど風が強く、吹雪となっている所があります。
風の強い状況は昼過ぎにかけて続くため、猛吹雪による視界不良にご注意ください。
参考資料など
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
