関東の空に細かなうろこ雲 この後は雲が解消し青空に
2022年12月28日(水)9時30分 ウェザーニュース
2022/12/28 09:33 ウェザーニュース
今日28日(水)、朝から雲が多めとなっていた関東は、少しずつ青空が増えてきました。天気回復の過程で細かなうろこ雲の出現した所があります。
午後は雲が解消し、青空が広がる
うろこ雲(いわし雲)は、巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。秋に見られることが多く、上空5,000〜13,000mの高い所に現れる雲です。巻積雲は氷の粒で形成され、雲に厚みがなく太陽光線を透過させるため、雲の底に陰ができず、白く見えます。
神奈川県川崎市の空に広がったうろこ雲は、上空の空気の動きによって、波打つような形になりました。
関東の空を覆っている雲は南の海上に形成されたシアーライン(風の流れが変化する境界線)によって発生したものです。この後、シアーラインは東に移動していくため、それに合わせて雲も東に離れ、関東各地は冬晴れの青空が戻ってきます。日差しも増えて、午後は過ごしやすい陽気となる見込みです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)