大掃除のプロが教える 換気扇の油汚れをキレイに落とすコツ

2018年12月29日(土)11時35分 ウェザーニュース


2018/12/29 10:18 ウェザーニュース

年末の大掃除、絶対にやっておきたい場所の一つが「キッチンの換気扇」ではないでしょうか。
そこで今回は、ライオンリビングケアマイスターの吉井和美さんに、換気扇の汚れ落としの手順とコツを伺いました。

■ 目次 ■

・換気扇&レンジフード掃除の準備
・部品を取り外す
・「レンジ用洗剤」でお掃除
・換気扇掃除で注意すること

換気扇&レンジフード掃除の準備

画像:ライオン

1.掃除道具を用意する
・掃除用手袋
・レンジ用洗剤(キッチンのガンコな汚れには、専用の洗剤が必要)
・スポンジ
・古布(不要になったTシャツや肌着を10cm角くらいに切り、使い捨て雑巾にすると便利)
・掃除用のミニブラシ
・割り箸(先端が平らになっているものが便利)
・新聞紙
・ティッシュペーパー
2.換気扇の電源を切る(OFFにする)。
3.傷や汚れがつかないよう、シンクや調理台などに新聞紙を敷く。
4.金属の部品で手を傷つけないように、掃除用手袋をはめる。
5.「換気扇」の部品を外す

部品を取り外す

画像:ライオン

一般家庭のキッチンで使用される換気扇は、主にシロッコファンとプロペラファンの2つのタイプです。
タイプによって部品の外し方が異なりますので、取扱説明書を読みながら行うようにしてください。

「レンジ用洗剤」でお掃除

画像:ライオン

1. 洗剤をスプレーする
整流板、フィルター、ファンなどの外した部品をシンクに並べ、全体にまんべんなくレンジ用洗剤をスプレーして2〜3分おきます。
2. 汚れをふき取る
汚れが浮いてきたら、古布などでふき取ります。落ち切れていない汚れをスポンジや掃除用ミニブラシでこすります。
3. 水洗いして乾かす
汚れが落ちたら、最後に水洗いをしてよく乾かします。汚れが落ちない場合には「洗剤をスプレーする→汚れをふき取る→水洗い」の作業を繰り返し行います。
4. 取り外せない部分も掃除
「レンジフード」など、取り外せない部分のお掃除も忘れてはいけません。
汚れに直接洗剤をつけるのではなく、布にスプレーをして汚れた部分をふき取ってから、水ぶきします。

換気扇掃除で注意すること

・高いところは直接スプレーしない
高い位置にあるレンジフードなどに直接洗剤をスプレーすると、目に入るおそれがあり危険です。
・塗装のはがれに注意
熱・汚れ・時間経過による劣化の影響で、塗装がはがれることがあります。レンジ用洗剤を使う時は、「目立たないところで試す」「長時間放置しない」ようにしましょう。
・機器の材質に注意
換気扇には様々な材質が使われています。メーカーによって推奨する掃除方法は異なるので、機器の取扱説明書に従ってください。
毎日のお料理でどうしても汚れていく場所。
ピカピカの「換気扇」「レンジフード」が、キッチンの空気をキレイにしてくれますよ。

参考資料など

情報提供:Lidea (https://lidea.today/articles/136)


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