週刊地震情報 2019.12.29 この一週間は震度4以上の地震なし

12月29日(日)11時45分 ウェザーニュース


2019/12/29 07:24 ウェザーニュース

この1週間で、国内で観測された地震回数は前週と変わらない水準です。震度3以上の地震は減少し、3回に留まりました。(12月23〜28日の集計)

国内:根室半島南東沖でM4.8 最大震度3

国内で震度1以上が観測された地震の回数

24日(火)23時36分頃、根室半島南東沖を震源とするマグニチュード4.8、深さ93kmの地震が発生しました。この地震で根室市で震度3、釧路町や浜中町などで震度2を観測しています。

根室半島南東沖は巨大地震の発生が懸念されている千島海溝沿いの領域に入ります。最近では2000年にマグニチュード7.0の大きな地震が発生しました。

ただ、千島海溝沿いでは2008年に十勝沖で発生したマグニチュード7.1以降、マグニチュード7以上の地震が発生していません。少し注意しておく必要がありそうです。
(気象庁の定める震央地名で、北海道東方沖・根室半島南東沖・釧路沖、十勝沖・浦河沖を対象)

世界:カナダ沖でM6以上が相次ぐ

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は5回発生しています。すべての地震が南北アメリカ近くで発生し、うち3回はカナダの西岸沖で起きました。

カナダの西岸沖は北米プレートと太平洋プレートとの間に、比較的小さな「ファンデフカプレート」プレートが挟まり、カスケード沈み込み帯と呼ばれる領域で、過去に巨大地震の発生があったとの調査結果があります。

今回は発生メカニズムが横ずれ型で、震源の位置から考えると沈み込み帯で発生した地震ではなく、ファンデフカプレートの内部で破壊が発生したタイプです。

この領域では今年7月4日にマグニチュード6.2、去年10月22日にはマグニチュード6.8を筆頭に、3回のマグニチュード6超の地震が起きています。いずれも今回と同じようなメカニズムで発生した地震と見られます。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。


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