極めて悪質な「あおり運転被害」が高速道で発生 運転者は「すごく怖かった」

12月30日(月)7時46分 しらべぇ

高速道路(taka4332/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

交通事故につながる恐れがある「あおり運転」が社会問題化している。あおり運転は、走行中に蛇行や幅寄せ、急停止、パッシング等を繰り返して、相手に威圧感や恐怖感を与え、正常な運転を妨害する悪質・危険な行為だ。

しらべぇ取材班は、高速道で悪質なあおり運転にあった被害者から話を聞いた。


■「誰かを待ち構えているように感じた」

運転者のあいかさんは、27日午後3時半ごろ、鹿児島県南九州西回り自動車道の薩摩川内都(さつませんだいみやこ)インターから、鹿児島市内に向かっていたという。

串木野ICを抜けて2車線の左側を走行していたところ、前にも1台乗用車がいた。一車線になるところの手前で、前にいた乗用車が路肩にズレて行ったため、不思議に思っていたところ、その前に浜松ナンバーの白プリウスが。

そのプリウスは、そこでもうすでに5キロ未満で走行していた。また、停止しているように見えることもあり、後ろから誰かが来るのを待ち構えているように感じたとのこと。


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■数々の妨害行為を…

前のプリウスは窓を開け、ミラー越しであいかさんに「追い越せ」と手で仰いできたという。時には、紙切れを投げられたり、吸っていたたばこを投げつけられたとのこと。路肩が見えたところで追い越そうとしたところ、急ブレーキを踏まれ、通行を妨げられた。

こういった行為が続いた後、市来ICの手前のトンネルに入ったところで、あいかさんのかなり後ろにいたアクアが、少し横にずれていろいろな車を越し始めたという。

その車は、トンネル抜けたところであいかさんとそのプリウスを追い越した。その後、動画にあるように、プリウスがアクアを120キロ以上スピードで追いかけていったという。

■警察は「何もしないで」

この間、約30分。あいかさんは、警察に通報し、警察からは、「とりあえずなにもしないでください。なにをするかわからないので 」と言われたそう。

その後も、警察に情報を提供し続けたが、このプリウスは、指宿スカイラインと武岡トンネルの境目の手前で警察に検挙された。

あいかさんは、この被害について、「凄い怖かったです 。特に私たちは急いでる訳ではなかったのですが、後ろもずっと渋滞をしていたのでみなさんイライラされていたと思います」と語った。


■「すぐに110番を」

筆者は、あおり運転の被害にあった際の対処法について、運転免許センターの担当官にたずねた。そのアドバイスは、まず被害にあったらすぐに110番をすること。

刑法には緊急避難が定められており、「あおり運転された際に、運転しながら110番をしても違反にならない」と話す。車を止められそうになったら、道路左側にハザードを点灯させて停車。

相手が降りてきても、絶対に窓ガラスやドアを開けずに警察の到着を待つことが重要。なお、あおり運転に対しては、累積点数がなくとも、危険性帯有者として、免許停止等の行政処分が科される。


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(文/しらべぇ編集部・おのっち



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