年明け 元日の夜から寒波が襲来 日本海側は大雪の恐れ Uターンへの影響に警戒

2022年12月30日(金)16時30分 tenki.jp

1月1日の元日の夜から次第に寒気が流れ込むでしょう。2日から3日にかけては冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪の恐れ。風も強まり、荒れた天気になるでしょう。交通機関への影響に警戒が必要です。

今回の寒気の強さは?

1月1日の元日に日本付近を気圧の谷が通過したあと、夜には次第に寒気が流れ込んでくるでしょう。2日から3日は冬型の気圧配置が強まる予想です。
上空5000メートル付近でマイナス36℃以下と大雪をもたらすような寒気は、新潟県などに記録的な大雪をもたらした12月18日〜19日、22日〜24日ほどは南下しない見込みです。ただ、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気(平地に雪を降らせる目安の寒気)は、本州付近を覆うでしょう。

日本海側は大雪の恐れ

1日の元日の夜から次第に雪のエリアが広がるでしょう。
2日から3日は北海道の日本海側から北陸にかけては広い範囲で雪が降り、山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。平地でも降り方が強まる所があり、積雪が増えるでしょう。風も強まり、荒れた天気となる恐れもあります。Uターンなどで、移動の多い時期ですが、交通機関に影響のでる可能性もありますので、交通情報にも注意が必要です。近畿北部から山陰でも所々で雪が降るでしょう。積雪や路面の凍結にご注意ください。
太平洋側の各地はおおむね晴れますが、冷たい北風が吹きつけるでしょう。寒さ対策を万全になさってください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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