今日は2020年最後の満月「コールドムーン」

2020年12月30日(水)5時47分 ウェザーニュース

2020/12/30 07:19 ウェザーニュース

今日12月30日のお月さまは満月です。
今年最後の満月鑑賞を楽しみたいところですが、ゆっくりと空を見上げていられる天気なのは関東などに限られそうです。

今夜の天気

今日は午前中に低気圧が東日本付近を通過して雨が降ります。関東はその後天気が回復し、今夜は晴れ間が期待出来ます。
低気圧の通過後は冬型の気圧配置となるため、今夜は日本海側の地域では雪や雨の降るところが多く、天体観測には不向きな天気となります。寒気が強いため、西日本では瀬戸内や太平洋側にも雲が流れ込む可能性があります。
また、今夜は朝よりも気温が低くなるところが多いため、もし天体観測をされる場合は防寒を万全にしてください。

12月の満月、アメリカでは”Cold Moon”

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
12月は”Cold Moon(寒月)”です。確かに寒い季節の月ではありますが、特別寒々しく見えたのでしょうか。

現象おさらい 満月とは

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。
そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。
地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

ウェザーニュース

「コールドムーン」をもっと詳しく

「コールドムーン」のニュース

「コールドムーン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ