2019年も残りわずか 日本海側は雪、全国的に寒さ厳しい

2019年12月31日(火)20時25分 ウェザーニュース


2019/12/31 20:16 ウェザーニュース

今冬一番の強い寒気に覆われている日本列島は冬型の気圧配置が強まっています。2019年が残りわずかに迫った夜になっても、日本海側の各地は雪が降り続いています。
20時までの24時間に降った雪の量は青森県酸ケ湯で24cm、新潟県津南や北海道沼川で22cmなど積雪が増加してきました。酸ケ湯の積雪は139cmです。
また、20時過ぎには滋賀県彦根で初雪が降りました。平年に比べ18日遅い観測です。
これから明日1日(水)の元日にかけても雪が降り続くため、ウェザーニュースはさらに30〜50cmの雪が積もると予想しています。急激な積雪の増加により、雪崩や屋根からの落雪が発生しやすくなるため、除雪を行う際などは警戒が必要です。

全国的に真冬の寒さで2020年へ

晴れている太平洋側も含め、夜になって一層冷え込んできています。北海道や東北北部はほぼ全域が氷点下。関東から西の各地でも5℃を割り込んできた所があります。20時現在の気温は札幌は−6.3℃、東京が5.1℃、大阪は6.0℃、福岡が5.7℃です。
東日本や北日本は強い風が続いているため、屋外は実際の気温以上に寒く感じられます。年越しを外で迎える方は、しっかりと寒さ対策を行ってください。

初日の出は太平洋側で期待大

年が明けて元日の朝も冬型が続くため、初日の出が期待できるのは太平洋側です。特に西日本はすっきりと晴れて、水平線から昇る日の出の見られる所が多くなります。
関東南部は海上で発生した雲が邪魔をする可能性があり、雲の隙間からの日の出となるかもしれません。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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